2023年サイクリング

ちょっとユークルエレットを観光!バンクーバーからトフィーノへ自転車旅【4日目①】

ユークルエレットを観光!バンクーバーからトフィーノへ自転車旅【4日目①】

バンクーバーからトフィーノへ自転車旅【4日目】です。

1~3日目のブログは

をご覧ください。

 

4日目の朝も快晴!今日もバンクーバーアイランドを楽しめそうです♪

 

ユークルエレットまで61㎞、トフィーノまで85㎞です。

 

遠くに見えている雪山はポゴ山です。4日目は、雪山が近いせいかかなり風が冷たく感じました。

このサイクリングでは、Tシャツ+ユニクロの極暖系の長Tシャツ+トレーナー+スウェット生地のパーカー、極暖系のインナーパンツ、スウェット生地のパンツという服装で走っていました。

走っている最中は、汗が額から流れ落ちるくらい熱いのですが、一度も上着もインナーも脱がなかったです。

というのも、平坦な道や下り坂を走っている時は風が冷たくすぐに汗が引いてしまいます。つまり、上り坂以外は少し寒いかな~って感じで走ることができるのです。

特に4日目はポゴ山から下りてくる風がヒンヤリととても冷たかったです。

 

Tシャツやパンツ、タオルは水洗いして、荷物の上にゴムで止めて乾かしながら走ります。

 

ドンドン、ポゴ山が近づいてきます。周りの山も薄っすらと雪が積もっているのですが、このポゴ山は特に積もっていました。

 

ポゴ山からの風が冷たい

実際寒く感じますが、見ただけで寒くなります。

ちなみにこちらのポゴ山は、バンクーバー島の南中央部に位置する山です。

この山は標高1,486メートルで、マイトランド山脈の一部を形成しています。

アクセスは、ポートアルバーニから車で約40分の距離にあり、ケネディ川の近くから入る事ができますが、登山は経験豊富な方におすすめです。​

 

こちらは、6月のポゴ山ですが雪が全然積もっていません。こちらの景色も素晴らしいですが、雪が積もっているポゴ山の方が素敵に見えますね。

 

ハウクミン・トライバルパーク

ハウクミン・トライバルパークは、カナダのバンクーバー島にある自然保護区です。この地域は、タラオクィアット先住民族によって管理されており、彼らの伝統的な知識と方法でこの地域を守っています。

ハウクミン・トライバルパークでは、川の流れを利用した小規模な水力発電のプロジェクトなど、環境にやさしい取り組みが行われています。また、自然とのつながりを大切にし、土地を大切に扱うことを重視しています。

ポートアルバーニから約50㎞ほどの場所にあり、パシフィックリムハイウェイの道沿いに見えるのでトフィーノに行く時は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

ハウクミン・トライバルパークについての詳しい情報などが紹介されています。左の手すりは、階段になっていて下の岩場に降りる事ができます。

 

道路沿いから階段を降りるとゴツゴツとした岩場を歩き回れます。川の流れはかなり激しいので注意が必要です。

 

ユークルエレットまで48㎞、トフィーノまで74㎞の距離まで来ました。

 

Kennedy River Rest Stopで一休み

Kennedy River Rest Stopで休憩中。ヘルメットを被っているので頭が大変な事になっています(;^_^A

ペットボトルの水を飲みほしてしまったため、湧水を汲んできて煮沸消毒して飲んでいました。

あと、この辺りから携帯の電波が入らなくなってきたため、日本の家族には心配をかけていたようです。

 

着々とトフィーノへ近づいています。

 

ラリーレイク

Larry Lake(またはハイドロ・ヒル湖とも呼ばれます)は、バンクーバー島に位置する美しい湖です。この湖は、特に釣りやキャンプ、ハイキングなどのアウトドア活動に適しており、自然を楽しむのに最適な場所となっています。

湖周辺にはボートの発着場やキャンプサイト、釣り桟橋などの施設が整っているため、家族や友人とのピクニックや休暇にぴったり。また、湖の周囲には様々な遊歩道があり、散策や写真撮影にも最適です。

天気が良かったので湖の色が青く輝いていました♪

実は、この旅で一番ドキドキしていたうちの一つが熊でした。幸いな事に、カナダに行って熊に出くわした事はありませんが、万が一のためのイメトレだけは常にしております^^

 

青く輝くケネディ湖

ケネディ湖。

ケネディ湖は、バンクーバー島の西海岸、特にパシフィックリム国立公園の近くに位置しています。

この湖はバンクーバー島で最大の湖であり、その周囲は壮大な自然に囲まれています。

ケネディ湖は、主にクレイオクオット川とケネディ川の合流によって形成され、その水はケネディ川を通じてトフィーノ入江へと流れ出ています。

この地域の豊かな自然は写真愛好家や野生動物の観察者にとっても魅力的で、しばしばクマやイーグル、オオカミなどの野生動物を目にすることができます。

クマやオオカミには絶対に会いたくありませんが・・・。

 

ユークルエレットに到着

左に行くとユークルエレット、右に行くとトフィーノというところまでやってきました。まだまだ空は青いですが、すでに夕方です。

斜め右側から走ってきたのですが左の4号線を行くとトフィーノで、真ん中の道を行くとユークルエレットに到着します。

実は、この分かれ道でトフィーノとユークルエレットになると 、ずっと思っていましたが、ここはユークルエレットです。

トフィーノの町はここからまだ30㎞も走らなくてはなりません。とはいえ、サーフィンが出来るビーチはトフィーノで括られているのではないでしょうか。

 

久しぶりのインフォメーションセンターです。

 

ここに来るまでに水を飲み切っていたため、喉がカラカラでした。というのも、4日目はガソリンスタンドもコンビニもスーパーも無かったため、食料や水を補充することができなかったのです。

インフォメーションセンターなら水くらい売っているかな・・・と思って立ち寄ってみたのですが、残念ながらお土産やTシャツのようなものしか売っていませんでした。

ということで他のお店を探すことに。

 

で、次に立ち寄ったのがこちらの「JX Surf Shop」というサーフショップです。グーグルマップ上では、食品のマークもついていたので行ったのですが水も食品も売られていませんでした。

ただ、店員さんに「お水ありませんか?」と尋ねたところ、汗だくで疲れた表情の僕を察してくれたのか、コップ一杯の水を出してくれたんです。

冷たくて本当に美味しかった~^^生き返りました。

しかも、その店員さんは付近の地図を出してくれ、食料品店がある場所を教えてくれたのです。

近くのお店でもトフィーノまで30㎞、ユークルエレットまで約6㎞。

迷わずユークルエレットの町にあるお店に向かう事にしました。

といっても悲しい事に水と食料をユークルエレットでこの場所まで戻るのに約1時間も自転車で走らないといけないんですよね。

自転車って移動の自由度は高いのですが、ちょっとした移動でも時間が掛かってしまうのがデメリットなんです。

 

右の建物がインフォメーションセンターで、左の建物がJX Surf Shopです。サーフボードのレンタルもしていましたので、ユークルエレットやトフィーノでサーフィンをしようと思っている人は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

 

ユークルエレットの町へ

先ほどの、インフォメーションセンターからユークルエレットの町に向かうと上のような看板が出てきます。

ユークルエレットの町まで人と自転車だけが走る事ができる小道を走る事ができるのです。

 

自動車を気にすることなく走れるので快適でしたが、交差点や小道と繋がっている場所は段差や車を警戒する必要があるため、ほどほどの速度で走る必要があります。

ユークルエレットの町まで約6㎞ほどでしたが、思っていた以上にアップダウンがあり疲れた体には少しキツク感じました。

今回は、ユークルエレットを観光する予定ではなかったため一番近くにあるガソリンスタンドを目指しました。

ここでは、水やお菓子、パンなどを購入。

 

ユークルエレットの街中に到着しました♪♪(といっても入り口ですが)

ユークルエレット(Ucluelet)は、バンクーバーアイランドの西海岸にあり、パシフィック・リム国立公園の近くに位置しています。

この町は、その美しい自然環境とアウトドアアクティビティで知られており、ハイキング、カヤッキング、サーフィンなどが楽しめます。

ユークルエレットは、特に夏の観光シーズンには多くの観光客で賑わいますが、冬季にはストームウォッチング(嵐を眺める活動)が人気のアクティビティとなっています。また、周辺海域はクジラやオットセイ、アシカなどの海洋生物の観察にも適しており、ワイルドライフツアーも盛んに行われています。

小さな漁村から始まったこの町は、今ではエコツーリズムやサステイナブルな観光に力を入れていることでも知られており、自然と調和した観光地として多くの人々に愛されています。

場所的に、「さあ!ユークルエレットに行こう!」とは簡単にはなりませんが、行くと思いっきり自然を楽しめる素敵な観光地ですよ。

 

ユークルエレットに向かう途中で蜂に刺された!

ユークルエレットの自転車道を走行していた時に、前から蜂が勢いよく飛んできました。(日本のクマ蜂みたいな感じ)

あと少しで顔にぶつかりそうになったのですが、間一髪首の右側をすり抜けて行ったのです。「危ない危ない(;^_^A」

しかし不運な事に、その蜂はパーカーのフードの中に入り混んで、ブンブンと暴れ出してしまいました。

「おいおいおい~!!!怖いじゃないか!!」

数秒暴れた後、逃げ出せないとしった蜂は一旦静かになったのでホッとしていたのですが、再び暴れ出しフードから抜け出した瞬間に首を刺されてしまったのです。

あまりの激痛に「痛い!やられた!!!」と叫んでしまいました( ;∀;)

「うわ・・・腫れたり、体調が悪くなったら大変だ・・・」とかなり不安になったのですが、日本から持ってきていた消毒液と虫刺され用のムヒをこれでもかというくらい塗りつけた結果、スッと腫れも後遺症も無く助かりました。

いや~もしもの時のために持ってきておいて本当に良かったです。

 

⇒ ロングビーチを満喫!バンクーバーからトフィーノへ自転車旅【4日目②】